鉄と肉のサディスティックな狂宴
ハマダミノル氏の個展「パニック・ディスオーダー」。
キモいキモいとは聞いてましたが、キモ楽しかったです!

tonotypeさんに教えていただき、見てきました。
▼ I LOVE THE MODERN WORLD by Stanley Donwood
この方、Matthew HerbertのレーベルAccidentalでもアルバム・カヴァー・デザインを手がけているようです(OOPS! via bounce.com)。
今年の夏から秋にかけてネパールの曼荼羅(タンカ)画工養成スクールに通っていた方から、現地で描いた曼荼羅を見せていただく機会がありました。
彼女が描いていたのは幾何学模様ではなく仏画のほうですが、1枚1枚がとにかく緻密。見せていただいた曼荼羅(タンカ)は、美しいだけではなく、画面の隅から隅まで密度の濃い集中力に満たされていて、ただもうすごいなと思いました。
曼荼羅という限定された空間に凝縮された密度が、目で見て認識できる以上のものとして知覚されるこの感覚。いいですねぇ。このページを見ると、“「開眼」を行える師匠クラスのラマ僧だけが金泥彩色を行える”んだそうですが、それも頷ける気がします。
私もネパール行きたいなあ。
というか、そういう集中力と密度の感じられるものを作りたいなあ。
すばらしいものを見せていただきました。
どうもありがとう!
最近、通勤電車でよく見かける「ほっとレモン」の広告。

「寒いあなたを ほっとケン。」
かわいこちゃんがフカフカのワンコを抱きしめています。
そしてワンコの首元には、黄金に輝く「ほっとレモン」。
ワンコに寒い思いはさせたくないという、愛情に満ちた素晴らしいビジュアルですね。
でも・・・ 本当に放置したらまずいのは、こっちの人じゃないですか?
「写真は嘘以外のなにものでもない。時間は操作され、空間は切り取られ、そして偽善と虚構の間で選択を強いられた偽りの伝達手段となる」 Antoine d'Agata(アントワン・ダガタ)
世界最強の写真家集団「マグナム・フォト」に所属するフランスの写真家、Antoine d'Agataが日本初個展「SITUATIONS」を開催。昨日はそのオープニングパーティーに行ってきました。

(C)Antoine d'Agata/Magnum Photos
発展途上国では、不当な労働条件で働かされる人々があまりに多すぎる。。。そんな問題に対して、オシャレに立ち向かった輸入雑貨屋「Om Gallery」と偶然出会いました。
東京の旧丸ビルをはじめ、横浜山手聖公会、ベーリック・ホール、山手111番館など数々の歴史的建造物を手がけた建築家J・H・モーガン。大正9年に来日した彼が昭和6年に建造し、晩年も住んでいたという藤沢の自邸に行ってきました。

クリエイターなら誰でも、挫折しそうになることや、理想と現実とのギャップに悩むことがあると思います。しかしそんな時、平山郁夫氏の人生を読むと、自分の悩みがいかにちっぽけなものか思い知らされるのです。

宙組の全国ツアー、『バレンシアの熱い花/宙 FANTASISTA!!』を観てきました。今回初めて宝塚の舞台を生で観たのですが、あらためて「すごい!」と思いました。
NHKの新日曜美術館で「第54回 日本伝統工芸展」をフィーチャーしてたんですが、ひっさびさに脳を刺激される内容で面白かったです!
どの作品も素晴らしいのですが、とくに気になったのはコレ。

▼が~まるSHOW in TOKYO CULTURE CULTURE
「今クリエイター方面でうわさがうわさを呼んでいる日本人ユニット、が~まるちょば。
実体は、23カ国、150以上のフェスティバルで世界を爆笑の渦に巻込んできた、超国際的お笑いアーティストの2人組み。」
いま、六本木の地下鉄には、エスカレーター脇にディズニーの広告が貼ってあります。で、あたくしエスカレーターに乗るまでは、何の感動もなく見ていたんです。
と・こ・ろ・が!!!


グレコリー・コルベールの作品展「Ashes and Snow」。
CGを一切使わず、人間と動物の共存空間において「この一瞬以外にありえない瞬間」をとらえた写真たち。神々しいまでに完成された時の断面は、地球の46億年におけるたった一瞬でありながら、永遠でもあるかのような錯覚をおぼえさせます。
ようやく行ってまいりましたよ、
アートサーカス「横浜トリエンナーレ」。
2001年に開催された第1回には行っていないので比較はできないのですが、予想よりも全然よかったです。
久々に、アートらしいアートを見ましたねぇ。
どこがよいと思うかは人それぞれだと思いますが、個人的にはココにしびれました!
(↓ほかの人とかなり違う可能性あり・・・)
さっき無印良品のサイトを見てたら、よさげな展覧会を発見。
森林に生える一本の木は、
一日に200リットルもの水を吸い上げ、
ひと月には6トンの水を必要とすると言われます。
私たちを取り巻く、たくさんの数字。
これらの数字をよく理解することは、
モノへの関心を深め、尊重の心を育てると考えました。
この展示会では、心を潤してくれる
詩的な数字を集め、ご紹介していきます。
いいですねぇ。実にいいです。
人のココロは、一日にどのくらいの潤いを必要としているんでしょうね。
「SOUND X VISION 2004」ラフォーレ原宿まで見に行って来ました。
ヘッドフォンをかけて、カーテンで仕切られた好きな部屋に入ってジャックを差し込み作品を見ていくのですが、会場の空間づくりとは裏腹にゆったり見れない混みっぷり。それ以前に、会場に着くなり「ヘッドフォン待ち」って(汗)。
いや、待つのは全然いいんですけど、そもそも今回の展示ってヘッドフォン持って動き回る意味も必要性もないと思うのですよ。クリスティーナ・クービッシュの《イースト・オブ・オアシス ─ 音への12の入り口》(←受信機のついたワイヤレスヘッドフォンをかけて空間の中を歩き回ると、自分のいる位置によってサウンドスケープ ~ 音の景色が近づいたり遠のいたり。自分の好きな速度と音響バランスで、音空間の中をお散歩して楽しめるという粋な作品)みたいな感じでもないし。
・・・と、冒頭からやや辛口ですがが、まあそれは見せ方の問題なのでよしとします。
いいなぁと印象に残ったのは↓の作品。今日はちょっと備忘録的ですが、作品名とメモを簡単に。
Masakatsu Takagi
light park #1~3(2001-2002)
シリコムの高木さん。決して「それ」自体は見せないのに、まぶしい世界が心の中に広がってくる。上手いなぁ・・・本当に。
Karl Kliem(Meso/Dienststelle)
"My Favourite Shop"
音、映像ともにけっこう好きです。部屋の中にスクリーンで流しておきたい感じ。
Cornelius×groovisions
"WATARIDORI GRV2153/WATARIDORI"
さわやかな一品。ぶっちゃけコーネリアスがこういう音楽つくる人たちだと知らなかったです・・・
Ryoichi Kurokawa
"read #read(2004)"
Sonar TokyoのときにVJで観たのですが、すごく繊細で有機的な美しさが好きです。
Telcosystems
"Sessions. 03.rev. 03"
音と映像の連動性、ノイジーさと美しさのバランスがよくとれています。
あと、全然関係ないのですが、グッズ売り場で売られていた関連DVDを見ていたら、友人がレビューを書いていたのがびっくり。嬉しさのあまりに、それだけのためにDVD買いそうになりました(笑)。みんな頑張ってるなぁ。
小鳥さんに教えていただいた魅惑のニュース。
パリの地下に、アーティストたちが創り上げた秘密社会があるそうです。
深夜のマンホールを潜り抜けて劇場へ。
そこで少し映画を見たあとは、地下水脈のようにしみわたるアーティスト人脈に自分自身を流し込む。
・・・素敵です(涙)。
パリの地下に広がる詩的なアート空間、一度でいいから垣間見てみたいです。とかいいながら、一度見たらどっぷり浸かって出て来れなくなりそうですが。
世界の各地には、まだまだ未知の地下社会がたくさんあるのでしょうか・・・?
※以下、西日本新聞より記事掲載
----------
『パリの地下に秘密社会? 古代トンネルにバー付き映画館 「捜すな」張り紙残す』
【パリ21日井手季彦】パリ中心部の下を迷路のように走っているといわれるトンネルで、何者かがつくった秘密の映画館が発見され、パリ市警察は、文字通りの“地下社会”が数年前からできているのではないかとみて調べている。
トンネルはローマ帝国時代、街を建設するため石を切り出してできたとされる。一七〇〇年代からは一部を遺骨埋葬所として利用している。
映画館は八月末、十六区のトロカデロ広場に面した、映画博物館や劇場のある建物の下と推定される場所で見つかった。約四百平方メートルの広さで、スクリーン、座席、映写室のほか、バーを備えた食堂もあった。
パリ市警察は電気の不正使用の疑いで、電力会社の職員とともに捜索したが、電線は切られ「われわれを捜すな」という張り紙がしてあった。映画館は、五年ほど前から使用されていた可能性が強いという。
“地下社会”をつくっているのは画家や写真家たちとみられる。英BBC放送は、そのうちの一人の声を紹介。男性芸術家は「地下で活動しているのは五百人から千人。たくさんのグループがあって、芝居や展覧会、ダンス大会もある」と証言している。
トンネルの入り口は、公式には、一般公開されている十四区の地下埋葬所しかない。現地メディアによると、そこから映画館が見つかった地点まで、トンネルを通ると三百キロもあるという。
“地下社会”の住人たちはマンホールなどから出入りしているとみられるが、警察は、崩壊したり迷ったりする危険があるため、決して立ち入らないよう、市民や観光客に呼びかけている。
----------

ロックミュージカル「Hedwig and the Angry Inch」
(主演:三上博史)
6/24の千秋楽@厚生年金会館に行ってきました。
開演前から大ホールのロビーはドラッグクイーンやコスプレイヤーで溢れかえりまくり。今から一体何がはじまろうとしているのでしょうか・・・。
あの志茂田景樹が、ネットで絵本の読み聞かせをやっているようです。
「つきとはくちょうのこ」
WEB絵本 読み聞かせ劇場
特筆すべきは、山犬たちが吠えるシーンで
志茂田景樹 自ら本気吠え。
もし自分の親がこんな風に吠え出したら。
想像するだけで恐ろしいです。もう翌日から「えほん読んでぇ~」とか気軽におねだりできないですね。こどもにある種の覚悟を決めさせる「読み聞かせ」。一聴の価値ありです。
KAIZUKA-DOで「外国人に絡まれやすいタイプ」という記事があったのですが、実は私もやたらと絡まれます。
たとえば学生時代。
恵比寿駅で外国人男性が駅員に何か聞いているのですが、うまく言葉が通じない様子。そこで「大丈夫?」と英語で尋ねてみると「六本木に行きたいんだけど・・・」と彼。ちょうど私も広尾に用事があったので、地下鉄の駅まで連れていってあげました。すると、電車に乗り込むなりナンパモードに。
「六本木で掃除機買いたいから、ついてきてくれないか。
俺は店がよく分からないんだ。」
掃除機なら六本木じゃなくて、アキバに逝け(笑)。
店がよく分からなくても、そこらじゅうに電気屋があるから安心だぞ。まさに「You can't miss it!」だ。
・・・・・・こんなこともありました。
渋谷駅前の交差点で、バングラディッシュ人に道を訊かれました。東横線に乗りたいのだと。はっきり言って私は渋谷駅の構造が未だによく分かりません。なもんで、うっかり銀座線(駅ビルの2階)の方向に歩いていきそうになったですよ。したら、そのバングラくんが言うんです。
「ソッチジャナイヨ。コッチダヨ。」
え、あなた今なんて言いました?私の聞き間違いですか?・・・つーか最初から知ってたな、こんにゃろ!白状しろ!
でもこのバングラくん、まさか私が道を間違えることまでは予測していなかったのでしょう。きっと歩きながら不安でたまらなくて、つい指摘しちゃったんだと思います。フッ、まだまだ甘いな。
土曜に観た劇は、後輩が作・演した舞台だった。
慶応から明治に移らんとする時代に、偶然出会った若者たちが、奇妙な共同生活をしながら自分のやりたいことを探し求めてゆく青春群像劇。
それは学生から社会人になる彼(ら)が生きる今の瞬間を思わせるものだったが、社会人になった今の自分に置きかえても色々と考えさせられるモノが多かった。
そして、作・演をした彼自身が生きてきた時間を語るに十分な中身のある作品を作ってきたことが、やっぱり個人的には嬉しかったなぁ。今までショートムービーやら舞台やら、色々見てきたけど、今回のがダントツに深かったし。
そんな感慨にもふけりながら、劇を観てからここ数日間、ゆっくりとその内容を思い出しては自分の過去や現在、そして今後のありかたについて考えてみる。
パリ マルモッタン美術館展
~モネとモリゾ 日本初公開ルアール・コレクション~
画集では「色彩がきれいだなー」くらいに思っていたのだが、やっぱり実際の絵画は全然違う。
うつろいゆく時間を捉えた様々な色やかたち、絵の向こうに広がる空間や厚み。そのすべてが、モネの持つ五感の豊かさにあふれていて、ああ、もうなんて凄いんだろう・・・と時間がたつのも忘れて見入ってしまった。
とくに、「プールヴィルの海岸、夕日」「睡蓮」(← 睡蓮の連作のうち、一番有名な作品)には、その感性が端的に表れていて、さすがだなという感じ。
今回は、モネの晩年の作品(彼が白内障にかかってからの作品)もあったのだが、こっちは見ていてクラっとするほどの激しさだった。
色といい筆づかいといい、それは印象派というよりも、ある種の色彩群と化していて、モチーフの内容を識別できないものも。ただ、そこに込められた魂は痛いくらいに突き刺さってきて、なかなか目が離せない。そんな感じの作品だった。
帰りがけにショップでモネグッズがたくさん売られていたのだが、実際の絵画を見た後ではどれもこれも陳腐というか、むしろ下手にグッズを買ってしまうと今日見た絵に対する自分の記憶が薄れてしまうのではないかという恐怖感すら覚えてしまい、結局買ってこれなかった。ううっ・・・涙。
いやー、でもホント見に行ってよかった。オススメです。
ゲイツの次はゲイの話題でつなげてみたいと思います。
Mardi Grasを観に行ったシドニー滞在中、色々な街に行きました。ゲイの出会いの場として知られるオックスフォード・ストリートも何度か通ったのですが、その通りでこんなゲイ・パーティーのポスターを発見。
まず、イベントが
ゲイシャ(GAYSHA)
ゲイシャ(GAYSHA)のゲイはGAYのゲイですか・・・さすがです(笑)。
さらに、レジデントDJが

DJ SHIGEKIさん
SHIGEKI・・・シゲキ・・・ 刺激さん!?(;´Д`)
狙ってやってるのかどうかわかりませんが、ビジュアルにしろ何にしろ、いいセンスしてます。分かってます、彼ら。しかも、なぜか異常な親日っぷり。
当日はどんな感じだったんでしょうか。
オペラシティへ見に行ってきました。
景色を含めた光の透過とリフレクション、壁やガラスで区切られた建物の内外の連続性、空間と空間の関係性など、とてもすばらしいです。
最近の作品は完成予想図のようなものしかなかったり、本人による説明文が微妙に難解かつ長かったりもするのですが、建築系ってそういうものなのでしょうか・・・。でも、総じていえばやはり魅力的です。彼の建築ツアーをやったら楽しいだろうなぁ。。。
和紙デザイナーの堀木エリ子が、松下電工NAISミュージアムで作品展「和紙と光のアート展~堀木エリ子の世界~」を開催しているらしい。彼女は、建築空間に生きる和紙造形の創造を追求してきたデザイナーで、YO-YOMAの舞台美術なんかも担当していたらしい。
photo: Matsumura Yoshiharu和紙とは紙、木の芸術だと思いがちだが、彼女の場合(?)、その制作工程で使われる「水の芸術」(松下電工NAISミュージアムWebサイトより)と表現しているところも興味深い。
よい作品とたくさん出会えそうで、ちょっと楽しみです。
堀木エリ子Webサイト:ERIKO HORIKI AND ASSOCIATES
その正体は 火山灰 らしい。
ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの代表作「叫び」(1893年)に描かれた赤い背景が、ムンク個人の想像の産物ではなく、当時の火山噴火だった可能性が指摘されているらしい。
米テキサス州立大学の天体物理学者ドナルド・オルソン教授らによると、インドネシアのクラカトア火山の大噴火で大量の火山灰が噴出し、1883年11月から84年2月までヨーロッパでは夕焼け空が真っ赤に見えたとか。
そういえば、私が子供の頃、大島が噴火したときにも火山灰に夕日が当たって空全体が真っ赤になっていた。あれはあれで、子供心にはけっこう綺麗だと思ったんだけですけどねぇ。(その風景を写真に収めた人も多かったはず。)
でも、同じような空を見たムンクは、こんな叫びを上げたわけでしょ?

いや、火山灰が原因だと分からない時代なら、怖いのは分かるんだけどさ。分かるんだけど、その表情の方が怖いよーーー(涙)。
人の感性はそれぞれというか、なんというか・・・。
なんかものすごいですね。