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2004.06.26

Hedwig and the Angry Inch

Hedwig and the Angry Inch
ロックミュージカル「Hedwig and the Angry Inch」
(主演:三上博史)

6/24の千秋楽@厚生年金会館に行ってきました。
開演前から大ホールのロビーはドラッグクイーンやコスプレイヤーで溢れかえりまくり。今から一体何がはじまろうとしているのでしょうか・・・。

しかしそんな疑問もほどなくして氷解。なぜなら、開演と同時にいきなり観客総立ち、そして踊りまくりなわけですよ。公演パンフの中のコメントにもあったけど「ちょっとMCの長いライブ」って感じでした。

芝居の部分はほとんど三上博史の一人芝居。過去を断片的かつ抽象的に回想していくのですが、その時間と心のうつろいが、見ている者の脳内をかきまぜながら、ゆっくりと科学反応をおこしていくような感じでした。

また、お客さんと色々な意味で対話をしていて、どこまで演技でどこまでアドリブなのか・・・その境界線の危うさもまた新しい世界を創りだしてましたね。

それにしても三上博史はスゴイ。ある種の天才。
ドラマ「あなただけ見えない」の頃からタダ者じゃないとは思ってましたが・・・。私が考える個性的な役者の善し悪しをわける基準が一つあります。それは「登場人物を演じている■■という個性的な役者」なのか「役者の持つ世界観が投入された登場人物」なのか。

三上博史は明らかに後者でしたね。
舞台にいる人物はヘドウィグ。三上博史には見えない。しかしその人物には三上博史の持つ世界観が深く深く刻み込まれている。ヘドウィグと三上博史との融合によって、誰よりもつきぬけた魅力が生まれてくる。・・・圧倒されました。

ちなみに彼は演技もさることながら、ライブのシーンもめちゃくちゃカッコよかったです。歌も上手かったし、声にもうるおいがあって、ハスキーな声もよく伸びるし。バンドもかなりうまくて、普通にテンションあがりましたねえ。

ライブが始まるたびに、おじさんもおばさんも、ドラッグクイーンもコスプレイヤーも、そして友達や私も、誰からともなく自然と立ち上がって一体になる。なんだかねえ・・・・・・すごくよかったんですよ、その空間が。

もし、もう一度この公演をやるなら、ぜひまた観に行きたいです。

そして最後に。
すばらしい千秋楽をつくってくれた、キャスト、スタッフ、そして観客のみなさんに感謝。

ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ 三上博史
 三上博史が唄う、今回の舞台のサウンドトラック。
 やばいです。かっこよすぎです。
 映画のサントラ以上という声も多数あり。

ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ DVD
 映画版のDVDです。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

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