“やらなきゃならないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ。”
その昔、バンドブームに乗って多くのバンドがデビューを果たした。しかし、早すぎるブームの終焉とともに多くのバンドがかき消えていく。そんな厳しい現実の中、バンドって何だ、ロックって、自分って・・・と若者たちが己を模索する。
それがこの映画、「アイデン&ティティ」。
(原作:みうらじゅん、監督:田口トモロヲ、脚本:宮藤官九郎)
心臓がグサリと痛くなるような映画で、それでいて最後はポジティブになれるのだが、もう映画の最中ずっと泣けっぱなしだった。観終わった後ロビーで観客たちを見渡すと、みんなかなり放心状態。当然、私も友人も放心状態。ここ数年来の名作といっても過言ではないと思う。おすすめです。本当に。
さて、1/17に田口トモロヲ監督とマギーのトークショーを兼ねたイベントにも行ったのだが、「アイデン&ティティ」の存在感が強すぎて同時上映の「No Future」と「My Generation」のことはあまりよく覚えていない。(覚えてないこともないんだけど、すごくいいとか、そういう感想をもてなくなっていた。)
繰り返し言わせてもらうと、ホントおすすめ。いや、おすすめというより、むしろみんなに観てほしい。漫画では「アイデン&ティティ」の続編「マリッジ」という話もあるらしいので、興味のある方はそちらも要チェックだ。私も昨日、誕生日プレゼントとして友達がその漫画をくれたので、これから読んでみようかと思う。(くれた人、どうもありがとう。)
おまけ:
トークショーでマギー曰く、ドラマーの役は気分によって手ぬぐいタオルの色を変えているのだそうだ。燃えてるときは赤、悩んでる時は青、みたいな感じで。もし複数回観る人がいたら、そんな小道具にも注目してみてください。